鳩山の政府方針とは合意を軽んじることか

もう呆れて言う言葉が無い(ココ)。

鳩山由紀夫首相は7日、米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐる日本政府の方針について、コペンハーゲンで開かれる18日の気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)首脳級会合までに、米側に提示する意向を明らかにした。内容については「必ずしも移設先ではない」と述べ、代替地を特定しない可能性を強く示唆した。

平野博文官房長官は記者会見で、「鳩山政権として問題に取り組む考え方を整理して示すということだ」と説明、首相が新たな移設先を探る方針を示す可能性にも言及した。

首相は「日米合意も大事だが、沖縄県民の思いや連立維持も大事だ。三つを生かしていくため、どういう結論を見いだすか苦労しているが、細い一筋の道を模索し解決していきたい」と述べた。

これは、三つを生かすのでなく、後の二つのために合意をを履行しないと言うことだ。つまり約束を破りますと通知するようなもの。これじゃ北朝鮮と同じ。普天間基地の移設が総てご破算になっても不思議はない。
辺野古沖の海を埋め立てることは正直言うと反対だが、一旦国と国とが合意した以上、そこを出発点として次ぎに進むのが筋。そんな個人間でもビジネスでも当たり前の常識を弁えず、自分の都合で合意を無視する身勝手な態度は、我が国の信用を一瞬で失墜させる行為。その影響は想像するのも恐ろしく、悔やんでも悔やみ切れないものとなろう。盧武鉉が日本で復活とは・・。