民主党は国民との約束より民団との約束が大事

民主党マニフェストに掲げた国民に対する公約は破っても、民団との約束は守ると言うことらしい。

昨年夏の衆院選当時の民主党選挙対策委員長だった赤松広隆農水相は12日、都内のホテルで開かれた在日本大韓民国民団中央本部(民団、鄭進団長)の新年パーティーであいさつし、民団による衆院選での民主党支援に「心から感謝申し上げる」と表明。そのうえで民団の支援は、外国人地方参政権獲得のためで、永住外国人への地方参政権(選挙権)法案の成立は民団への公約だと強調した。民主党幹部が、参政権を条件に民団から組織的な選挙支援を受けたことを認めたのは初めて(ココ)。

赤松農水相は、マニフェストは国民の前にぶらさげた餌に過ぎず、マニフェストでは隠したことが本当の狙いであると語ったようなもの。その裏には民主党の天下はもう動かないとの驕りが観て取れる。だが民主党は決して一枚岩ではない。外国人地方参政権付与に反対の議員も多い筈。その人達が小沢の圧力に屈せず、声を上げて欲しい。また声を上げるように仕向ける手はないものか。