考古学上の発見相次ぐ

昨日は考古学上のニュースが重なった。
その1 天皇のよろい部品見つかる 王権を象徴、長岡京跡
その2 心柱立てるのにやぐら使用 奈良・中宮寺旧境内の塔跡
その3 信長居館跡で庭園見つかる 室町将軍風、岐阜市調査
長岡京は建設途中で放棄されているので、実際に都として使われた期間があったのか疑問に思っていたが、この発見により疑問は解消された。中宮寺旧境内の塔跡は往時の工法を知る上で興味深い。信長の居館跡は、数年前岐阜城を見た帰りに通ったが、その頃はまだそこが居館跡と確認出来ず、伝承扱いだったと記憶する。庭園の一部が見付かったことで、居館跡であることがほぼ確定したのであろう。3つとも意義ある発見と言えそうだ。