鳩山首相普天間移設先に現行計画を一時容認

今日の愛媛新聞によると、昨年12月15日に、鳩山首相はルース駐日米大使と会談し、岡田外相が現行計画支持の考えを示すと、首相はあっさりと同調したので、大使は「最後は現行計画に落ち着く」と確信し、それが米側の共通認識となったと言う。ところがこの会談直前、記者団に「辺野古でない地域を模索し、そこに決める状況を何としても創り上げたい」と、正反対とも受け取れる認識を示している。どっちが首相の本心なのか。これではどちらかを騙す態度ではないか。
更に名護市長選では県内移設反対派の稲嶺氏を推薦しているが、これはルース大使に言ったことと矛盾している。首相の腰の定まらない態度が、総ての人を騙す結果となり、解決不能の迷走状態を招いた原因である。鳩山内閣はこれを解決できるのか。
本件はネット上では西日本新聞が報じているが、愛媛新聞は本紙ではトップニュースとして一面とに面で詳しく報じているのに、愛媛新聞ONLINEには見当たらない。どういうことか。