男子はナダル、女子はS.ウィリアムズが優勝

女子はS.ウィリアムズが2−0でズボナレワを降し、男子はナダルが3−0でベルディハを破って優勝。今年は男女とも優勝者と相手との間に僅かだが歴然とした力の差があった。
男子のベルディハはビッグサーバーで、サービスの球速はナダルをかなり上廻る。195cmの長身から繰り出すショットも鋭く、しばしばナダルを振り回して圧倒した。だがこのゲームを落とすとセットを取られるというゲームを総て落とした。ナダルフェデラーもそういう場面になると、俄然強さを発揮する。かってサンプラスアガシがそうだった。
この僅かな差が決定的で、チャンピオンか否かを決める。