チェルノブイリ原発事故は地震で引き起こされた

Twitterで「『チェルノブイリ原発 隠されていた事実』 〜例えば、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故が、高々震度4(ソ連基準だが)の地震で起きたことは知られていない。霞が関関係者の多くもこのことを知らない。」というつぶやきがあった。
そこに引用された記事が正しいのかどうか、またソ連基準の震度4がどの程度の揺れなのかは知らない。ただ言えることは、原発建設に際して地質学的な考慮がなされていないらしく、その事実に唖然とすると同時に、旧ソ連原発の安全性に強い不安を感じる。
我が国の原発は遥かに安全性が高いことは、過去の実績が証明している。しかし、震度7や8の揺れに対しても大丈夫と言い切れるか。伊方原発の目の前を巨大断層である中央構造線が走っている。これが動いたらどれくらいの震度になるのか。横揺れの前に強烈な縦揺れが来るだろう。地震加速度もどんな値になるのか見当もつかない。そのような地震に対しても大丈夫と言い切れるのか。
原発事故が起きたら、広い範囲にわたってとてつもない災害を齎すから恐ろしい。その災厄を避けるには原発を無くすしかないであろう。