愛媛県知事選と松山市長選

今日は愛媛県知事選と松山市長選のダブル選挙。形勢は始めから決まっているようなものだが、正直言ってどちらも気に入らない。
知事選は前松山市長の中村時広が圧倒的に優勢とニュースで流れた。恐らくそれに間違いあるまい。知事選では黒瀬ダムの松山市への分水問題が重要な争点でなければならないのに、この問題にはわざと触れず、争点となるのを避けた。このご都合主義、問題に正面から取り組まない態度は批判されなければならぬ。市長時代の11年余の間、松山市渇水対策に何の成果も挙げていないのは、無為無策と責任を問われて当然であろう。そのような人物を自民党公明党が推薦し、民主党も支持したのは何故か、理解に苦しむ。
松山市長選は中村市政を継承すると発言し、中村氏が支持する元民放アナウンサの野志克仁が当選らしい。渇水対策も黒瀬ダムの松山分水を進める心算だろう。維新の会が支持しているらしいが、こんな連中が知事と市長では先の見通しは望みが持てないし、文化財にどのような態度で臨むか、期待できそうもない。