確信のない表現は止めるべし

近年、確信のない言い方、他人のせいにする表現が多く、嫌になる。「科学技術政策担当大臣と有識者議員との会合 議事概要」を見ていたら、11ページの中に4箇所も「・・かな」がある。
・『こうしろというのは難しいかなと考えております。』
・『今はこの状況をまずは注意深く見ていくという段階にあるのかなと思っております。』
・『やはりトレンドを見ないといけないのではないかなと。』
・『何でいくのかというのを幾つかの可能性を挙げてあげないと、事務局も困ってしまうかなと。』
どうしてこんな自信のない言い方をするのだろう。確信が持てないならもっと追求して、確信を持ってものを言えと言いたくなる。こんな曖昧な言い方で審議が進むのだろうか。有識者ならはっきりとものを言うべきだ。
こういう曖昧な言い方は無責任発言以外の何ものでもない。確信を持った発言が出来ないなら、議員バッジを返上せよ。