初場所始まる

初場所初日に大関把瑠都豊ノ島に敗れた。豊ノ島把瑠都が突いても上体をしならせるだけで、土俵を割らない。今場所も好調のようだ。豊ノ島が勝った後、暫く拍手が鳴り止まなかった。
その反対だったのが安美錦琴欧州戦。勝負がついた後、国技館全体が一瞬息を呑む感じになった。際どい勝負で観客は物言いがつくのではと思ったのではなかろうか。事実物言いがついて当然だったと思う。
初日に目に付いたのは懸賞金が先場所に比べ、遥かに多いこと。魁皇栃煌山戦に25本、結びの白鵬と鶴龍戦は45本。先場所は結びの一番に25本程度で、ほかは殆んど無く、たまに掛かっても1本とか2本。懸賞金は多い方が勝負への期待感が高める。