昨夜の見事な日本の得点

PKで一点を許した後の前半何分頃だったか、日本がボールを奪った瞬間、左サイドの長友が快速を飛ばして相手陣内に突き進む。ボールは本田に。長友は韓国のマークを一気に抜き去り、内側に切り込む。そこへ本田からパス。長友は更にドリブルでボールをセンターに運ぶ。相手ディフェンダーが二人長友の前に走り寄る。長友はその間を抜くパスを、殆んどフリーになった前田に送る。前田はワンタッチでシュート。
この得点は長友の快速が生んだ一点と言って良い。長友が突進する姿が鮮明に目に焼きついている。見事な連携プレイだった。
二点目も細貝の突進が素晴らしかった。本田のPKをキーパーが止めはしたが前に弾いた。それを突進して来た細貝がゴールに叩き込む。これも細貝の突進が生んだ見事な一点。
韓国の二点はやらないで良い反則から許した得点。無駄な失点だった。どちらも状況から見て無理する必要はなく、やらずもがなの失点だった。こういう無駄なプレイをなくせば、完封できた試合。よりレベルアップを期待したい。
【追記】
中国のサッカー関係者が、「日韓両チームのどちらが決勝に進んでも優勝するだろう。両国とも、フィジカルと身体的接触に頼ったオーストラリアやウズベキスタンを超越している。メンタルでも戦術でも組織力でも、アジアにおける絶対的なトップチームだ。」と昨日の日韓戦を絶賛したそうだ(ココ)。
確かに素晴らしい試合だった。ひょっとすると日本サッカー史に残る一戦かも知れないと思う。視聴率も30%をかなり超えていたらしい。