津波対策の必要性を過去に共産党が指摘

チリ地震津波の大きさから、福島原発女川原発など多くの原発が、津波により冷却水を確保できなくなる危険があることを、共産党が2006年に国会質問で指摘していた(ココ)。
過去のデータに目を向ければ、福島原発などの津波想定値が余りにも小さ過ぎることは誰の目にも明らかである。更に、指摘されながら全然改善しなかったのは怠慢であり無責任と言わざるを得ない。その意味で今回の事故は人災である。その甘さが招いた危機の解消を、使命感から志願して福島へ赴いた電力会社社員たちの命懸けの努力に依存するとは、本当に怒りを覚える。
だが今は福島原発で事故対策に従事していらっしゃる多くの方々の無事と、一日も早く処理が完了することを祈るのみである。