腐りきった東電

政府に指揮能力無く、東電に原発事故対応能力が無く、事態は深刻さを増している。それにも拘わらず東電は自分の責任を感じていないのか、腐り切った姿が幾つも報じられている。
第一に、東電は保養所や社宅を多数保有しているのに、被災者を24所帯受け入れたのみで、東北電力中部電力との差が大きい。また東電のグループ企業が運営するリゾートホテルでは料金を徴収していることも判明(ココ)。
また、福島第一原子力発電所から20キロ離れた場所に、東電が管理する豪華な研修施設があるが、そこでは各部屋には施錠して使えないようにして、決死の覚悟で対処している自衛官消防官自治体職員、下請け会社社員などはそこのレストランの床で仮眠していると言う。部屋を使わせないのは、汚されたくないからとのこと(ココ)。危険を顧みず作業に従事する人達に、東電は感謝の気持ちで設備を提供するのが本当ではないのか。
東電は腐り切っている。廃炉にする決断が遅れたため事態を深刻化させ、その反省もなく、被災者や事故処理に当たっている人達のことは念頭に無く、自己資産の保全を第一に考えるとは、人間の屑である。こんな連中に原発を造らせたのが大間違いだった。