アナウンサの言葉についての常識の無さ

スタジオパークで青山アナが、かって有森が「自分を誉めたい」と言ったことに触れた時、有森が「自分を誉めて上げたい」と言ったと語っていた。
有森のこの言葉を多くの人が「誉めて上げたい」と言ったと聞き違えていて、一時彼女の言葉遣いがおかしいと話題になったことがあった。その時、その場面のリプレイを流し、アナウンサが「誉めたい」と仰ったのですねと言うと、有森は「はい、自分のことですから。」と答えた。これで有森は正しい言葉遣いをしたのに、聞いた方が聞き間違えていたことが明確になった。聞き違えた人は多分自分の言葉遣いで解釈し、有森が「誉めて上げたい」と言ったと思い込んでしまったのではなかろうか。
青山アナが「誉めて上げたい」と言ったと語ったのは、彼女自身がそのような言葉遣いをしているからではなかろうか。そうとすると、スポーツ選手の有森が正しい言葉遣いをきちんと意識していたのに、話すことが仕事のアナウンサが正しい言葉遣いの認識が無いことを示す。何とも珍妙な事実である。アナウンサのレベルの低下を物語る事実と言わざるを得ない。情け無い。