中国の高速列車が大事故

とうとうやってしまった。事故が連続していたので、このままでは大事故に繋がると心配していたが、浙江省温州市付近で23日夜、高速列車が別の高速列車に追突して双方の車両が脱線、一部車両が高架橋から転落すると言う大惨事を引き起こした。
中国は世界最高の速度を出すために、安全その他を軽んじたのではないか。速度を出すだけならそれ程難しいことではないだろう。だがそれが営業速度となると、関連するハード、ソフトの総てがバランス良く整備されなければならない。
今回の事故は列車が雷で止まり、そこに後続の列車が追突したと言うが、列車が止まったら後続列車を直ちに停止させるシステムは無かったのか。総てのシステムがバランス良く整備されて、始めて高速営業は成り立つことを中国は肝に銘じるべきである。