安全が第一なら高速鉄道は運転を停めるべきだろう

中国当局は信号が異常だったことを早い段階で把握していたと言う。これが真実なら雷が原因の不可抗力だったと言う最初の説明は嘘だったことになる。このように隠蔽体質では何が本当なのかさっぱり判らない。
温家宝首相は事故現場を視察して、高速鉄道は安全が第一だと言った。本当にそう考えるなら、本当のことが明らかとなり、ソフト・ハード両面にわたって完璧となり、要員の訓練も完璧となるまで営業運転を停めるべきだろう。原因解明もまだ、対策も全然出来ていないのに、営業運転を再開しては、安全が第一の掛け声も空しい。