なでしこ2−1で韓国を制す

昨夜の試合はしんどいゲームだった。気持ちよくパスを廻せたのは前半の途中までで、特に後半は向こうにペースを握られ、疲れる試合だった。しかし、その泥臭い試合を制することが出来たのは、矢張り力が付いた証拠ではないか。目の覚めるようなペースの試合であっても、もたつく試合であっても、勝ちを収めることが出来なければならぬ。その意味で昨夜のような試合をものに出来たことは大きい。
決勝点となった二点目は、安藤が相手ディフェンスをかわして澤にパス。澤も相手を振り切って川澄にパス。川澄はディフェンダー数人に囲まれながらシュートと見せかけてディフェンダーを引き付け、その動きの逆方向の大野へパス。飛び込んで来た大野はディフェンダーの股の下を通してシュート。これが見事に決まり、結果として決勝点となる。向こうにペースを握られた中で、一瞬のチャンスをものにした一連のプレイは見事だった。
次のオーストラリア戦も健闘を期待する。