等妙寺遺跡に土砂流入

台風15号の影響で、鬼北町中野川の国史跡「等妙寺旧境内」の遺構の一部が、土砂崩れにより埋もれる被害に遭った(ココ)。

鬼北の国史跡に土砂 台風15号被害
20日から21日午前にかけ県内に接近した台風15号の影響で、鬼北町中野川の国史跡「等妙寺旧境内」の遺構の一部が、土砂崩れにより埋もれる被害に遭っていることが22日までに分かった。伊方町亀浦では亀浦漁港に大量の流木などが流入、港内一面を覆い尽くし漁船が出漁できない状況に陥っている。
鬼北町教育委員会によると、埋もれたのは斜面に築かれた約500平方メートルの平たん部の遺構。12あった坊の一つ「上蔵院」の跡とされ、柱穴跡や室町時代備前焼のつぼなどが出土している。復旧のめどは立っておらず「文化庁や県と相談し、復旧方法や時期などを決めたい」としている。

我が先祖もいささかの関係がある遺跡。速やかな復旧を祈る。