句碑の案内板の不思議

放生園の東側の道沿いにどこにどう言う句碑があるかを記した案内図が設置されている。先週始めて詳しく眺めたのだが、そこに「教へたるままに唯行く遍路かな」(波多野晋平)と言う句碑が、湯築城道後公園)内の湯釜薬師の南にあるよう描かれているのに気がついた。
城内に句碑は5基あるが、こんな句碑は見たことが無い。見落としたものがあるのかと調べたが見当たらない。湯築城資料館で館長に尋ねると、館長は資料を出して来て調べたが載っていない。この句碑が存在しないとは間違い無いと見て、道後の観光案内所で話したが、その案内板作ったのは商店街ではないかとの話。商店街に行き理事長の店を覘くと、運良く理事長が居たので委細を話す。するとその案内板はかなり前からあり、県が造ったものと思うとのこと。そう言われてみると、書かれている内容から考え、平成13年に作られたものと思われる。そうとなると県の広報課あたりから辿るしかあるまい。また余分な仕事が出来た。やれやれ。
 句碑の案内板
 問題の句碑が描かれている部分