Mega Quake

昨年の東日本大震災の後、色々なことが判って来たそうだ。先ほどそれに関する特集を放映していた。
震災後、東北地方が東に引っ張られたことにより、太平洋プレートとフィリッピン・プレートと陸側プレートとの境に歪が溜まり、そこを震源とする地震が多発していること。更に過去の記録を突き合せると、そこを震源とする大地震の危険が高いという。
昨年の震災の直後、富士山直下を震源とする地震があった。最近のM9クラスの地震は、数年の間に例外無しに噴火が起きていることと突き合せると、富士山の噴火がいつ起きてもおかしくないらしい。富士山だけでなく、震災後様子が変化した火山は20に上るそうだ。
そのほか、震災の直前に海底の隆起が検知されていた。また電離層の電子量の異常と、大器中の熱エネルギの異常が昨年の震災前や四川大地震の前に検知されており、これらを研究することによって地震の予知に繋がるかも知れないと言う。
大いに研究を進めて欲しい。番組の最後にどこかの教授が、最悪の事態を想定して対策を進めることが必要だと言っていたが、野田首相と政府は大飯原発再稼動の判断に際し、この言葉を良く噛み締めて貰いたい。