史跡巡り大好きな女性を案内

久し振りに資料館に行く。熟年のご婦人が説明ビデオを観ていて、一つが終わったとき、こういうの大好きだ、他のも観て良いかとガイドに聞いているのが聞こえた。興味を覚えビデオを観ながら話し掛けて見ると、東京の人で、東大の先生と一緒に史跡を廻っているそうだ。松山にはご主人と来たのだが、ご主人は静養と称して宿で寝ていて、一人であっちこっち廻っていると言う。
史跡や遺跡を見るのが本当に大好きな方と判ったので、一緒に廻ることとした。歩きながら色々と説明すると、即座に的確な反応が返って来る。一方向の説明でなく双方向の会話となり、久し振りに楽しいひと時を過ごした。
宿が家の近くなので一緒に帰ることとし、北口から出て先ず本館に廻る。本館について簡単に説明すると、てっぺんの白鷺の向きがおかしいと思ったが、理由が判ったと喜ばれた。白鷺の向きに気がついていたとは目の鋭い方。凄い。商店街を通って宿が見える所まで送る。
帰ったら友人に湯築城をPRすると言って呉れた。ファンが一人出来たのは嬉しい限り。