湯築城歴史塾第4回「河野教通とその時代」

今日は湯築城歴史塾第4回で、山内譲先生の「河野教通とその時代」。教通は前3回の通信、通有、通盛らに較べれば知名度は低いが、応仁の乱と言う争乱の時代を生き抜き、伊予に於いては予州家の通春との抗争を凌ぎ切った人物。そして忘れてはならないのが、相当な文化人であったこと。寶厳寺に残る重要文化財の「一遍上人立像」を作り、石手寺の再建を行い、かつ大山祇神社に奉納されてこれまた重要文化財となっている連歌集に多くの句を連ねている。
応仁の乱において河野氏がどう行動したのか、教通がどんな活動をしたのか、余り語られることがなく判然としなかったが、今日の講演を聞いてかなりイメージが明確になった。感謝。