陛下に最敬礼するミルコ・デムーロ騎手

10月28日に行われた第146回天皇賞でイタリア人騎手ミルコ・デムーロ(Mirco Demuro)が見事にエイシンフラッシュを勝利に導き、場内一周の途中、ご臨席の両陛下の前で馬から降り、跪いて深々と最敬礼する動画を見つけた(ココ)。大変な評判となっているようで、閲覧回数は55万回を越えている。
最後の検量の前に途中で下馬するのは本来は規則違反なのだそうだが、同騎手の行為は咎められることは無かったそうだ。これをとやかく言ったら、それの方が問題となるだろう。実は2005年の天皇賞松永幹夫騎手がヘヴンリーロマンスに騎乗して勝った時、同騎手は馬上で深々とお辞儀をしたそうだが、下馬したら規則違反となることを慮っての行為だったのだろう。
イタリアと言う国は日本と似た点が多いそうだが、今回のデムーロ騎手の言動に触れ、イタリアが益々好きになった。