麻生氏のミャンマー日本人墓地訪問に現地の中国人が抗議

見当はずれの言い分としか言いようが無い。現地の中国人は「他国を侵略した歴史を、われわれ東南アジア諸国の人びとに大きな災難をもたらした歴史を、日本が認めないことに抗議したい。日本人は反省することを知らない。東南アジアの人びとがどれだけの被害を被ったかをきちんと直視するべきだ」と言ったそうだが(ココ)、この主張はミャンマーの人達の考えと大きく乖離していることに気がつかないのだろうか。
ミャンマー国民の大部分は仏教徒だが、彼らは墓を造らない。その彼らがミャンマーで死んだ日本人の墓を大切に守って呉れている。これが何を意味するのか、中国人には判らないのだろうか。日本はミャンマーを侵略したのではない。ミャンマーを侵略したイギリス軍と戦い一旦はミャンマーから追い出したのである。それを見てやれば出来るのだと、戦後自力で独立を果たした。ミャンマー人は日本に悪感情は持っていない。中国人が自分の考えを押し付けるのは中華思想に凝り固まっているからか。華夷秩序を再現しようとしても不可能と知るべし。