WBCで活躍すると燃え尽き症候群になる?

ドミニカの優勝に貢献したロビンソン・カノー(ニューヨーク・ヤンキース)は今不振に喘いでいるらしい。日本でも再三にわたってチームを勝利に導いた井端選手も不振に苦しんでいる。巨人でも内海、杉内、澤村はまだ調子が戻らず、負けてはいないものの皆大きく失点している。野手の安倍、長野、坂本もやっと打ち始めたところで、WBCに選ばれなかった選手達の活躍で勝っている。
WBCに出場した連中の不振は、某解説者は燃え尽き症候群ではないかと言っていたが、この現象は今回だけでなく、毎回のことだ。
原因としてもう一つ、正規のキャンプをやっていないことが影響しているのではないかと考えられる。WBCの開催期間は、本来ならキャンプの時期である。じっくりと体を鍛え、調子を整えて行くべき時期を経ていない影響は大きいのではなかろうか。
WBCは大リーグ傘下の会社が主催する大会で、世界選手権ではない。そのような意味不明の大会を行う必要があるのか、検討し直すべきではなかろうか。そして、やるならシーズン途中でやるべきだろう。