伊方原発の基準地震動620ガルを規制委は了承せず

四国電力伊方原発の基準地震動を560ガルから620ガルに引き上げたので、規制委の了承が得られると考えていたが、規制委は伊方原発の目の前を走る中央構造線断層の地震動の評価が不備などと指摘したらしい。当然だ。
福井地裁が指摘したように、1260ガルを超える地震動が何回も記録されているのに、中央構造線から6Kmしか伊方原発がそのような強い揺れに襲われることはないと証明できるのか。
安全性を考える場合、ある事象が起きる確率と起きた場合に致命傷となる確率の積で評価する。原発の場合は事故が起きた場合にはそれが取り返しのつかない事態になる確率が極めて高い。だからこそ慎重な上にも慎重にことを進めなければならない。それなのに伊方原発の基準地震動を620ガルとしたのは、柏崎原発で記録した地震動は伊方原発
は起こらない、伊方原発を襲う地震でテレビが飛ぶことはない、と四国電力は主張していることになる。科学的に証明できるのだろうか。
どこかの新聞が福井地裁の判決を科学的でないと評したようだが、電力会社の方が遥かに非科学的である。四国電力は620ガルと言う想定の根拠と、神戸・新潟や東北の地震で記録された強い揺れが伊方には来ない理由を、我々一般市民が判るように説明して欲しい。
【追記】四国電力伊方原発について規制委の了承が得られなかった件、愛媛新聞本紙は一面と三面で大きく報じているが、愛媛新聞ONLINEでは全然見当たらない。何故?