ローテンブルクの紹介番組

NHKのBSでロマンティック街道の目玉、ローテンブルクを紹介していた。随分前だがロマンティック街道からスイスのユングフラウなどを旅したことが有るが、一番印象に残ったのがローテンブルクだった。その旅の記録は「ロマンティック街道・アルプス・パリ8日間の旅」に残してある。
ローテンブルクは100%中世の街と言って良い位、中世の街の面影を残しているが、過去に少なくとも二度、大きな災害に見舞われた。一つは1356年の地震で、残った建物は一つだけらしい。もう一つは前大戦でドイツ軍の拠点が置かれていたため米軍の空襲に遭い、建物の4割が被害を受けたそうだ。大きな打撃を受けた訳だが、米軍の司令官が途中で爆撃中止を命令したそうで、さもなければもっと酷いことになって居たと聞いた。この話が事実かどうかは知らないが、戦後住民の一致した努力で復興し、中世の姿を今に伝えているのは素晴らしい。
ローテンブルクの歴史は湯築城と時期が重なる事も、印象を強める要因になったのかも知れない。