朝日が慰安婦問題に記事の一部を誤報と認める

朝日新聞が、戦時中日本軍が朝鮮人女性を強制連行して慰安婦にしたと報じた記事は一部誤りだったと、今頃になって白状した。
朝日新聞は82年9月2日の大阪本社版朝刊社会面で、「済州島で200人の若い朝鮮人女性を『狩り出した』」と報じた。これは吉田清治氏が著書や講演会で述べたことをそのまま報道したものである。だが、済州島で調査した人は早くからこれは吉田氏の創作で、事実ではないと断じていた。しかし朝日新聞は耳を貸さず、報道の訂正を頑として拒み続けて来た。
それを今になって、「今年4〜5月、済州島内で70代後半〜90代の計約40人に話を聞いたが、強制連行したという吉田氏の記述を裏付ける証言は得られなかった。」として吉田氏の話は虚偽だと判断し、記事を取り消すと言い出した(ココ)。
こんなことは20年も前に指摘されているのに、何故今まで調査しなかったのか。更に言うなら、報道する前に裏を取るのが本当だろう。済州島まで行って調べれば、吉田氏の話がウソだと直ぐに分かり、誤報も防げた筈である。朝日新聞のこの誤報がどれ程国益を害したことか、国賊新聞と言われても仕方ない。朝日新聞がなすべきことは、世界中の認識を改めることだ。