アメリカは遂に韓国を見捨てたのか?

日韓通貨スワップ協定がいよいよ明日で終了となるが、韓国にとってはいざと言う時の支えが無くなることを意味し、不安材料が増えることとなる。韓国内でその点を不安視する論調もあり、『韓日通貨スワップ終了で「有用なドル通帳失った」』と指摘する向きもあるらしい。危機に陥った時には基軸通貨であるドルが必要であり、ローカル通貨をいくら融通して貰っても役に立たない。その意味で日韓通貨スワップ協定はドルの裏付けを保証されたもので、韓国にとって貴重な協定だった筈だ。意地を張ってそれを捨ててしまったのだから、色々な影響が出ることを覚悟せねばなるまい。
早くもアメリカが気になることを言っている。高高度ミサイル防衛体系(THAAD)の韓国への配置と関連し、米国防総省のカービー報道官は13日の定例会見で、「韓国とはいかなる公式的協議や議論もしていない」と述べたらしい。今まで同盟国とは協議していると言って来たのに、掌を返すように韓国を突き放すような言い方に突如変わってしまったのは、何を意味するのか注目すべきだろう。韓国にどっちに付くのか、はっきりしろと迫るものかも知れないと思う。