道後公園で今さいている桜は河津桜か?

桜の種類が気になったので、Web上で探してみた。早咲きであるからには寒緋桜の系統であろうが、寒緋桜の花は吊り鐘状で、一般に色が濃いので、これだと思えるものは見付からない。河津桜を眺めていたら、咲き方がそっくりな写真が目に止まった。「伊豆・駿河観光ガイド『河津桜祭り』」のトップの写真である。花の色と団子状にかたまって咲く咲き方はそっくりである。花びらの形は少し異なるかも知れないが、今まで見て来た中では一番似ている。
唯気になるのは、河津桜は1955年2月に、河津町内の「飯田勝美」さんが、たまたま川原で見かけた腰高くらいの苗木を持ち帰り、玄関先に植えたのがこの桜のルーツだそうで、その発見の日からまだ60年しか経っていない。その短い期間に誰かが道後公園に持ってきて植えたのだろうか。土塁上の木はかなり大きいが、そこまで育つ期間があったのだろうか。どうも今一つ確信が持てない。