オバマ大統領の変わりようが目を惹く

安倍首相の訪米は先ずは成功と言えよう。今回の訪米で一番目を惹いたのはオバマ大統領の安倍首相に対する態度の変化であろう。前回の訪米の際にはけんもほろろの態度だったが、今回は親密振りをアッピールするもてなしであった。
オバマの此の変化の陰にケネディ大使の存在が大きな役割を果たしたらしい。ケネディ大使も着任当初は顰蹙を買う発言があったが、安倍首相と会い、色々と話をした結果、それまでのアメリカ側の首相に対する見方が誤っていることに気が付き、アメリカに飛んで帰りオバマに安倍首相のことを詳しく説明し、安倍首相観を修正したと聞く。それはオバマの訪日の前の出来事である。
そのほか日本とアメリカを取り巻く国際情勢も影響しているのだろうが、前回とは打って変わった厚遇振りだったことは間違い無い。マイク・ホンダ辺りが色々と喚いても全然効果は無く、そのため例の如く韓国は火病ることとなった。
首相夫妻と大統領夫妻4人が揃って写した写真で、大統領夫人の服が白、首相夫人の服は赤。これは日の丸を意識した選択と気が付く。つまり服の色まで事前に打ち合わせていたことを示す。そうとすると首相と大統領のネクタイはアメリカ国旗を意識した選択ではなかろうか。こんなことまで事前打ち合わせが出来ていたとは、相当の親密さであることを意味し、民主党政権時代にがたがたになった日米関係の修復が漸く成ったと見てよいだろう。何年無駄にしたことか。