千秋楽の結びの二番

結びの二番はどちらも予想と違う結果となった。稀勢の里は今場所最高の出足を見せ、踏み込み一発で日馬富士の体が浮いてしまった。稀勢の里会心の出足を見せれば、朝青龍白鵬も吹っ飛んでしまう。それだけのぶちかましが有るのに、滅多に出ない。それを千秋楽にやって見せた。毎日出せば良いのに、宝の持ち腐れだ。結びの一番は鶴竜白鵬を真っ向から寄り立て、土俵から出してしまった。鶴竜横綱のくせに今場所は8勝止まりかと思われたが、最後に稀勢の里と同じく予想を覆す相撲を見せた。両者とも毎日そういう相撲を見せろと怒鳴りたくなる。
話しは飛ぶが、白鵬の凋落振りは想像もしなかったレベルだ。復活出来ないなら引退すべきだろう。