久しぶりに大街道に行って見たら

女房のお伴で久しぶりに大街道に行って見た。明屋書店が新しく出来たビルに移っている。どんな風に変わったかと行ってみた。
以前はどこにどういう種類の本が有るかはっきりしていたが、新しい店舗ではどこに何があるのかさっぱり分からない。今見ている棚は何を置いているのかすら不明瞭。呆れる。歴史書が見つからないので店員に尋ねると案内して呉れたが、そこは歴史小説ばかり。歴史書は全然見当たらない。まして地域の歴史に関する本はゼロ。岩波文庫は1冊も無い。これが松山一の本屋か。劣化の度合いが酷過ぎる。
諦めて帰ろうとしてふと見た棚に、「Haruya Selection」と書いてある。日本語の表示は無い。ほかの棚を見ると、総て上に英語、下に日本語を表示している。帰りかけていたのだがレジに戻り、「この店は日本の書店ではないのか。日本人客が主ではないのか。あの表示はどういう心算なのか。」と問い詰めた。店員も流石におかしいと思ったのか、上司に言っておきますと頭を下げた。
無いのは歴史書だけでなく、地理・地学の書も科学書も技術書も無い。どうやら学術書、専門書は扱わないと言うことらしい。驚き、呆れた。もう一つ、店員の日本語もなってない。松山は文化果つる地に成り下がるのか。