懸案相継ぐ

この所、大きなニュースが続く。

1.天皇陛下生前退位のご意向を示されたとの報道。この問題を提起なさったのは随分前のことらしい。陛下が仰る意味は良く判るし、政府も法律整備を急ぐべきである。

2.南支那海問題に対する海洋法仲裁裁判の判決が出た。予想通り中国が完全敗訴と言える内容で、中国は判決を認めないと反発しているが、中国にとっては外交上大きなマイナス点。あくまで突っ張るとその先は一つしかない。そこまでの覚悟はあるまい。どう収拾するか。
この問題は日本にも関係があり、沖ノ鳥島の将来に関わって来ると予想される。

3.都知事選の候補者は15名となったが、事実上小池、増田と鳥越の三人の争いと見てよかろう。先日の参院選の結果を見ると、東京は与党二党と野党4党の票が拮抗している。と言うことは、自民党が候補者を一人に絞れないと票が分散し、野党統一候補の鳥越の圧勝となるのではないか。自民党は早く目を醒ませ。

4.大相撲名古屋場所白鵬稀勢の里の一騎打ちとなりそうだ。白鵬は相撲が速く気合が入っているのは良いが、肘打ちはいけない。本人はかち上げの心算なのだろうが、あれはかち上げではない。完全な肘打ちで相撲の技ではない。相撲協会は何で注意しないのか。稀勢の里は今の所立派な横綱相撲を取っている。彼はひょいと相撲が崩れることがあり、それが気がかりだ。このまま弱い稀勢の里が顔を出すことなく、最後まで今の相撲を取り切って欲しい。そうすれば横綱は向こうからやって来る。
【追記】褒めた途端に二人とも負けた。勝負は水物、照の富士も負けたらしい。5連勝は逸ノ城だけになってしまった。