豪栄道の優勝ほぼ決まり

豪栄道は昨日の相撲に少々乱れが有ったので、今日は日馬富士にはそこを衝かれて負けるのでは無いかと予想していた。相撲は危ぶんだ通り日馬富士のペースで進み、負けたと思った瞬間、土俵際での首投げで逆転。日馬富士があんな所で首投げを喰らうとは本当に驚いた。首投げは食う方が悪いと言うが、今日の一番はどうだったか。
これで豪栄道の優勝がほぼ決まったと見て良かろう。対戦相手から見て、後の2番を2つとも負けるとはちょっと考えられない。明日勝てば全勝優勝となる可能性もある。いずれにせよ場所が始まる前には誰も予想出来なかった結果となりそうな形勢だ。だが勝負は何が起きるか分からない。豪栄道がガチガチになったら連敗も有り得るが、ここまで来れば乗り切るだろう。問題は来場所以降である。琴奨菊が優勝した場所は素晴らしい出来で、これで一皮剥けたかと喜んだが、全くの期待はずれで、元の木阿弥。豪栄道はどうか、二場所か三場所を見なければ何とも言えない。稀勢の里は奇跡が起こらぬ限り横綱の可能性は生まれまい。隠岐の海は二横綱大関を倒しながら、未だに7勝とは何たる不細工な成績か。この様では見込み無し。早く次の大関候補が出て欲しい。今の所高安が一番手だろう。遠藤が膝が直って来たのか、調子が上がっている。どこまで行けるか注目。照の富士は早く脚をしっかり治して欲しい。このまま潰れては勿体ない素材。今場所は休むべきだったのでは無かろうか。好漢自愛を望む。