シカゴ・カブスが108年振りにワールドシリーズを制す

漸く山羊の呪いが融け、Cubsが延長戦の末最終戦を制し、108年振りに優勝。この最終戦カブスが楽勝かと思われたが、土壇場で同点となり、最後まで競り合うこととなった。一方的な試合では負けた方に悔いが残るが、最後熱戦となったのは素晴らしかった。
3勝3敗と最終戦に縺れ込み、どちらも選手は疲労の限界に来ていたようだ。カブスのクローザーのチャップマンが160km/hの快速球を投げても空振りが取れないばかりか、同点ホームランを打たれてしまった。疲れから球に伸びがなかったのだろう。棒球だと速くても駄目。簡単に芯に当てられ、速いだけに良く飛ぶ。今日のチャップマンはそんな状態だったように思う。ワールド・シリーズはたった7試合だが、その重圧は凄いものがあるのだろう。チャップマンだけでなく、両チームの投手に同様の状態が感じられた。お疲れさん。