加計学園問題でやっとまともな主張が出た

不毛な論争が続く中、やっとまともな主張が発表された。
【主張】加計問題 不毛な論争にけりつけよ』である。加計学園問題の経緯は加戸前知事が『【加計学園問題】加戸守行・前愛媛県知事、「民主政権なら設置実現していた」。前川前次官は「則を超えた」』と『【加計学園問題】加戸守行前愛媛県知事「虎の威を借りないと役人は動かない」「国会は何を議論しているんだ、このバカ野郎と…」』で詳しく述べている。これらを念頭に置いて先日の衆参両院の閉会中審査で論じられた「加計問題」の質疑を聴けば、『参考人の加戸守行前愛媛県知事の「我慢させられてきた岩盤規制に、ドリルで穴を開けていただいた。『ゆがめられた行政が正された』というのが正しい発言ではないか。』と言う産経の見解が正しいことは明らかだ。産経は更に、『そうした経緯こそ、政府側ははなから明確に語るべきだった。』と主張しているが、これも正しい。加計問題にけりをつけるには、加計学園問題の意義と今までの経緯を明確に説明することが必要なのである。総理の意向と言う文書があったとか無かったとかは問題の本質とかけ離れたもので、それこそ玉木議員が自ら言う通り、何の違法性もない。仮に官邸の関与があったとしても、文科省が愚図愚図しているのに対し、早くやれと発破をかけたものなら、それこそゆがんだ行政を正すものであったと言うべきであろう。一日も早く軌道を正し、将来また襲って来るであろう鳥インフルエンザなどの対策に万全を期して貰いたい。