凄いぞ大谷翔平

大谷選手はオープン戦の成績が悪く、少々心配していたが、公式戦に入った途端、まるで別人のような活躍振り。本当に驚いた。開幕戦では初打席でライト前ヒット。初登板では2回に3ランを打たれたが、それ以後は完璧に抑え込み、ホームの第一戦では最初の打席で3ランを放つ。アメリカのメディアも絶賛しているようで、並みなのは速球の回転数だけで、それ以外は総てトnumberップクラスと評しているそうだ。
確かにこれが彼の改善すべき最大の点だろう。160km/hの彼の速球がバットに当てられてしまうのは、球に伸びが足りないことを示す。回転数が上がり、伸びが増せば楽に空振りを取れるはずだ。上原が140km/hの遅い球で空振りさせるのは、速球の回転数が高く、球が伸びているからだ。大谷の速球が並みの回転数に留まっているのは、スロービデオで観た感じだが、人差し指と中指のボールへの掛り方が揃わず、片方が滑っているように見えた。両方の指が同時に揃ってボールに掛れば、上原のように回転数が上がってボールがホップするようになり、楽に空振りを取れるようになるだろう。そうなれば総てがトップクラスとなり、手が出ない投手となるだろう。それを期待したい。