道後温泉本館の入り口変更

 道後温泉本館はつい先日改修工事に入り、今まで西側にあった入り口が今日から北側に移った。本館建築当初は北側が正面で、唐破風の入り口が三つ有り、一の湯、二の湯、三の湯と呼ばれていたが、その後の増築や改修を繰り返し、その過程で正面は西側に変更されていた。それが今日から当分の間、二の湯の入り口が正面入り口として使われる。

 今回の変更は或る意味で本館が元の正しい姿に戻ったとも言える。北側中央即ち二の湯入り口の最上階に太鼓台があり、その屋根の上に道後温泉のシンボルである白鷺の像が有る。その白鷺は北を向いているのに東が建物の正面では、白鷺はそっぽを向いていることになる。だが今日から白鷺は正しく正面に向くことになり、違和感が解消された。目出度し、目出度し。