稀勢の里の断髪式

 昨日、稀勢の里の断髪式が行われた。稀勢の里はもし怪我をしていなかったら、現在最強の横綱だったと思う。それだけに日馬富士との一番で左胸の筋肉断絶と言う大怪我をしたのが残念でならない。

 稀勢の里の相撲で記憶に残っているのは、朝青龍を立ち合い一発で吹っ飛ばした一番と、白鵬の連勝を二度も潰した二番で、稀勢の里の強さを見せつけた相撲だった。

 稀勢の里を始めとして、栃ノ心貴景勝など、昇進した最初の場所で大怪我をする力士が目立つ、筋肉の柔軟性が失われているのだろうか。稽古の方法などを見直す必要が有るように思う。遠藤のように、三日稽古したら一日休むと言うやり方も検討する価値が有りそうだ。