台風19号による堤防決壊は47河川66か所

 一つの台風でこれ程多くの河川で堤防が決壊したのは初めてのこと。日本の半分を蹂躙して行った。こんな事態は地球温暖化によるもので、その進行を止めなければ台風は益々巨大化し、被害も想像も出来ないほど大きくなるだろう。台風の被害に関する二階幹事長の発言に蓮舫が噛みついたが、民主党政権時代の政策のままだったら、もっと大きな被害が発生していただろう。蓮舫は何かと言うとすぐ噛みつくが、自分らが政権を握っていた頃の政策を反省するのが先だろう。

 台風が巨大化し、雨量はかっての何倍にも増大している。河川がこの状態に耐え得るようにするには、川底を攫うことと、河川の幅を今の3倍位に広げることが必要ではないか。昔は排水能力が30mm/h程度でで良かった。それが今は100mm/hをこえることが珍しくない。台風が過ぎ去るまでの総雨量は1000mmを越えることもざらである。考え方を根本的に変えなければならない状況になったと言うことだ。