排水能力の増大が急務

 台風21号は日本の沖合を通ったが、またまた各地に大雨を降らせた。例年の10月一月の雨量が半日で降り、至る所でまた氾濫を引き起こした。

 中でも千葉県は15号、19号、21号と3回も大雨の被害を受け、散々な目に遭ってしまった。気の毒と言うほか無い。昔は1時間に30mmも降れば大雨だったが、今は100mm/hを越す豪雨は珍しく無く、都市や河川の排水能力を遥かに越えている。このままでは台風が来る度に洪水や氾濫が起きるのは当たり前である。その災害を防ぐには、都市や河川の排水能力を今の3倍から5倍に増強するしか無いと思う。でないと毎年大災害を繰り返すことになるのではなかろうか。地球温暖化が止まらないと、益々災害の規模は大きくなるのは間違い無い。とんでもない時代になったものだ。