東日本大震災と東京大空襲、そして新型コロナ・ウイルス

 9年前の昨日は東日本大震災の日、75年前の一昨日は東京大空襲の日。どちらも萬単位の犠牲者が出た。そして今現在は新型コロナ・ウイルスの蔓延防止に必死になっている。新型コロナ・ウイルスによる死者はそれ程ではないが、防疫対策の反作用で経済は大打撃を受け、GDPは大きなマイナスが必至である。

 ここで注目されるのは、安倍総理トランプ大統領の対策が正反対であることだ。日本は防疫対策を全面に掲げているのに対し、アメリカは経済対策として給与税低減を打ち出す。どちらが正しかったかは結果を見るしか無いが、アメリカ経済界はトランプの方針を支持しているようだ。日本も何らかの経済対策を打ち出さないと、とんでもない不況に落ち込む惧れがある。対策と言っても現実には殆ど手段は無く、やるとすれば消費税の大減税しか有るまい。それに踏み切れるかどうか、決断の時が迫っている。