感染の広がり方実験を見て

 感染の広がり実験を見て驚いた。実験を行った場所は食堂のような所で、テーブルは10位有った。実験参加者は満席では無く、座席の半分も居ただろうか。その中の一人を感染者に見立て、その人の手に蛍光塗料を付けた以外は全員普通通りに行動して貰う。30分経った時、部屋の照明を消し、蛍光塗料を光らせることにより、蛍光塗料の広がりを見る。驚いたことに蛍光塗料は部屋全体に広がっていた。つまりウイルスを手に付けた人が居たら、短時間で部屋中にウイルスが広がると言うこと。これを見ると感染は人から人へだけでなく、人から物へ、そして物から人へと言う経路が存在し、この場合は感染経路の確認は出来ず、それだけに始末が悪く、感染源の撲滅など不可能であり、外出自粛だけでは感染の抑え込みは不可能であることを見せつけられた感がする。