テニスは群雄割拠

 ウィンブルドンの男子準決勝に残った8人は、全部国籍が違った。以前だとアメリカが複数残っていたが、まさに様変わり。プレイスタイルもオールラウンド型が主流となって来た。この変化は、ボールの空気圧を徐々に下げ、芝のコートも芝の長さを変えているのか、全体にスピードを落とす方向にあるための由。
 それが影響したのか、攻撃型のアメリカ選手が凋落し、フェデラーのようなオールラウンド型の選手が台頭している。だが後陣での打ち合いが中心となっては、エキサイティングでなくなりはしないかと心配する。