愛媛県知事陸上競技場の固定2万席早期実現の意向

加戸守行知事は26日、県総合運動公園陸上競技場のバック、サイド両スタンド改修による2万席の固定席化を早期に実現するとともに、数年後のスタンド改修時に本格的な電光掲示板を設置したいとの意向を初めて表明した。これは愛媛FCのJリーグ参入を支援するための措置。愛媛県の迅速な態度表明は好ましいが、Jリーグ側の言い分には疑問を感じる。観客席の椅子が長椅子では駄目、スタンドの設備がどうのとか言っているが、そのような条件は最初に言うべきであって、今になって言い出すのは新規参入を阻むための口実と勘ぐりたくなる。更に、先にJリーグ入りした徳島の競技場は長椅子のままであることを、どこかのTV局が映していたが、今年になって基準が変わったのか。これではJリーグの参入基準が恣意的と言われても仕方ない。明確な説明が欲しい。