朝青龍7連覇

朝青龍は13日目から千秋楽までの三番は顔つきが違った。この三番は初めて見る真剣な顔つきだった気がする。14日目と千秋楽の結びの一番では懸賞金を両手で押し戴くように受け取っていた。どう言う心境だったにかは本人に聞かなければ判らないが、物凄い重圧の下で全力を出し切って何かを掴んだのではないか。以前はとかくの批判があったが、今場所は人間的な成長も感じさせた。朝青龍横綱になってから対抗馬がなく、長い一人横綱を勤めているが、それも間も無く終わるだろう。一層の研鑽を期待したい。