中国の不当な日本製品叩き

朝のテレビで上海におけるP&G社の化粧品返品騒動を映していた。中国はP&G社の化粧品から規制値を超える有害重金属が検出されたと報じているが、香港やシンガポール・台湾での追試では問題無しとの結論。要するに日本が輸入農産物の残留農薬を厳しく規制したため、中国産農水産物の対日輸出が2割近く減ったことに対する報復で、有害物質の有無などの事実とは無関係の不当な行為。9月23日付の香港「明報」紙によると、中国の消息筋は「日本を痛い目に遭わせてやった」「警告だ」と言っているらしい(ココ)。
このような中国の不当行為に対して日本政府がやるべきことは、何の問題も無い商品に対して欠陥商品との事実無根のレッテル貼りを、中国が政府レベルでやっている事実を世界中に知らせることである。その結果中国が信用を失っても、それは自業自得というものだ。