人生を支えた一言

タイの東京堂書店の社長でタイの相撲の神様(名前は倉沢さん?)の人生を支えたのは、高校時代にまだ20才の大鵬に稽古をつけて貰い、土俵際まで押されながら懸命に踏ん張った時、大鵬が「こいつしぶとい奴だ」と呟いた一言だったそうだ。タイで何度も危機に陥りながら、その都度耳に残る大横綱大鵬の言葉に励まされて乗り切り、現在があると言う。そして今やタイに16店舗を展開し、更にかっての旧友の依頼で相撲の普及に乗り出し、世界大会で二位を獲得した選手も育ち、タイの相撲の神様と呼ばれるまでになった。若き日に土俵際で耳に入った大鵬の言葉がこの方の金言となった。胸を打つ話である。