湯築城内を二周

先日渡すのを忘れた資料を持って湯築城資料館に行ったが、館長不在。金曜日の午後は大学とのこと。前にも聞いていたが、木曜日と勘違いしていた。資料は館員に託けて、城内を廻る。その後もう一度復元区域を覗くと、顔なじみのガイドのFさんがいたので近づくと、若い女性二人を案内しているところだった。一緒に暫く説明しながら歩き、巨岩の前で記念写真を撮る。もう5時に近く資料館が締まってしまうので、あとをFさんに代わって案内を引き受け、土塁断面や内堀土塁と遮蔽土塁の変遷、それに伴う排水溝の変化、東部の現グランドの注目点などを説明し、内堀の内側を経て湯釜薬師、内堀土塁と外堀土塁の合流点で見つかった水路跡などを見て案内を終る。今日は城内を二周したことになったが、随分興味を持ってくれたようで、案内した甲斐があった。それもFさんが巧まずして興味を引き立てたからで、彼の人柄のしからしめた結果である。