若者達の地道な努力

愛媛新聞Onlineに、『バイオ燃料研究で大臣表彰 伊予農高』と題し、若者達の地道な努力が報じられている。一部を引用する。

家庭の廃油やヒマワリの種油を利用したバイオディーゼル燃料(BDF)の研究に取り組んでいる伊予農業高校(伊予市下吾川、石原直満校長)のひまわりプロジェクトがこのほど、2006年度の地球温暖化防止活動環境大臣表彰(環境教育・普及啓発部門)を受けた。校内だけでなく地域住民にもBDFへの理解を求めるなど、積極的な啓発活動が評価された。
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同校では02年度、食品化学科の研究班が廃油を使ったBDF製造の研究をスタート。地元住民に呼び掛けて毎月廃油を集め、トラクターへの実証実験などをしてきた。05年度からは農業クラブなども加わり、学校近くの休耕田約50アールでヒマワリを栽培。ヒマワリのBDF研究をするほか「ひまわり祭り」を開き、BDF製造が温暖化防止に果たす役割を訴えている。

効果はささやかかも知れないが、しっかりと足元を見つめ、その中から時代の要請に沿い且つ自分達で出来る努力を続けているのは偉い。ここで投じられた一石の波紋が、いつの日か大きなうねりになることを期待したい。